3Dレーザースキャナーは、計測対象に触れることなく、地形や構造物の三次元データを取得可能なノンプリズムの計測機器です。従来の測量機での「単点」の測量・計測と違い、1秒間に数千〜数十万発のレーザーを発射することで、距離と角度情報を高速・高精度に計測し、3次元座標(XYZ)を取得できるため、対象物を「面」的に計測することができます。また、計測した点群データは用途に合わせたデータに加工でき、図化やモデリングはもちろん、新設・リニューアルの検討や維持管理等様々な分野で活躍します。
点群データの活用ワークフロー
- 3Dレーザースキャナーによる現地計測
- 点群解析による現場状態の再現
- BIMソフトによる点群の3Dモデル化
手すり幅等の寸法測定にも活用
対象に触れずに測定することが可能であることから、従来は立ち入りが必要であったバルコニーの手すり寸法の取得、並びに手すり形状の3次元モデリングを行うことができ、生活するお客様のストレス軽減にもつながります。